「アスベスト除去工事って何をするの?」
「アスベストを除去したいけど、どこに相談しよう…」
こんにちは。東京・大阪を中心に全国のアスベスト除去工事を手掛けている、仁司興業です。
一時期メディアで大々的に取り上げられていたアスベスト。昨今はニュースで見聞きしなくなったため、過去の問題と思っている方も多いでしょう。
しかしアスベストは今でも私たちの身近にある存在であり、建物解体の際には必ずアスベストの調査をしなければならないほど。
今回はそんな身近なアスベストの除去工事を行っている、仁司興業の特徴や工事内容について詳しく紹介したいと思います。
そもそもアスベスト除去工事って?
アスベストが健康に良くないことは分かっていても、何故除去しなければならないのか、その理由までは知らない方もいらっしゃるはず。
ここではまず、アスベスト除去工事の基本を押さえていきましょう。
アスベスト(石綿)は健康に悪影響を及ぼす
アスベスト(別名:石綿)とは、天然の鉱物のこと。
鉱物でありながら細かい繊維状になるという特性があり、建物などにも吹き付けやすいことから、防音材・断熱材・保温材などの材料として多用されていました。
しかしアスベストが使用され始めて数十年後、アスベストが原因とみられる健康被害が相次ぐ事態に。昭和50年にアスベストの使用は原則禁止となりました。
アスベストは細かい繊維状の鉱物ですから、研磨したり切断したりすると大量の粒子が舞ってしまいます。
1つひとつが小さいアスベストは吸い込んですぐに健康を害することはありませんが、蓄積されれば肺などに深刻な健康被害をもたらしてしまうのです。
アスベストによる健康被害例:
- アスベスト(石綿)肺…肺線維症の一種。肺が硬くなり、機能の低下による酸素不足を招きます。
- 肺ガン…肺に取り込まれたアスベストの刺激によっても発症すると考えられています。15~40年と長い潜伏期間があり、アスベストのばく露量が多いほど発症は高まるといわれています。
- 悪性中皮腫…ガンの一種で、肺を取り囲む胸膜など、臓器を覆う膜にできる悪性の腫瘍のこと。潜伏期間が20~50年あり、若い頃にアスベストを吸い込むと発症しやすいと考えられています。
建物解体時のアスベスト除去工事は必須
さまざまな健康被害をもたらす一因となるアスベストは、飛散しやすく広範囲に影響が出る物質です。
そのため建築年数によらず、建物を解体する前にはまずアスベストの調査・除去を行うことが義務付けられています。
建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、あらかじめ石綿(アスベスト)の使用の有無を調査する必要があります。
・・・吹付け石綿、石綿含有断熱材・保温材・耐火被覆材が使用されている建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、大気汚染防止法に基づき、石綿の除去等に係る一連の作業を開始する14日前までに、都道府県等に届出を行い、石綿飛散防止のための作業基準を遵守しなければなりません。なお労働安全衛生法や廃棄物処理法等の遵守も必要です。
アスベストは断熱材や保温材など、壁や天井裏などに使用されていることが多く、アスベストに関する話題も昨今はあまり取り沙汰されなくなりました。
忘れられがちな問題ではありますが、今でもアスベストの調査や除去は行われていて、仁司興業をはじめとする専門業者が、日々みなさんの健康をアスベストから守っているのです。
アスベスト除去工事にはレベルがある
実はアスベストは飛散の危険性によってレベル分けされていて、それにより工事内容や費用は変わります。
仁司興業をはじめとする専門業者は、事前の調査でアスベストのレベルを見極め、適切な除去作業を行わなくてはなりません。
- レベル1…最も高い危険度です。飛散の危険性が著しく高いものが分類されます。
- レベル2…レベル1より対処しやすいものの、飛散の危険性は以前高い状態。
- レベル3…飛散リスクが比較的低いもの。
※参考:厚生労働省「石綿則に基づく事前調査のアスベスト分析マニュアル【1.20 版】」(PDF)
ここが違う!仁司興業のアスベスト除去工事の特徴
弊社・仁司興業が日々手掛けるアスベスト除去工事は、意外に身近なものであるとお分かりいただけたことでしょう。
では仁司興業のアスベスト除去工事にはどんな特徴があるのか、それをここで紹介したいと思います。
スタッフ全員が”職人”!丁寧&安全な作業
仁司興業のこだわりは、アスベスト除去工事において一切妥協しないこと。
危険が伴うアスベスト除去工事において、終始現場や周囲への配慮を怠らず、手を抜かない作業を心がけています。
アスベスト除去工事において一番大切なのは、アスベストを外に流出させないこと。
アスベストが流出すれば、お客様や近隣の方に影響が出ます。最悪の場合、健康被害に繋がる恐れもあるのです。
アスベスト除去工事では、事前に現場を専用のポリシートで養生をして隔離します。
少しのミスも許されない…仁司興業ではそれをスタッフ全員が肝に銘じて、日々アスベスト除去工事にあたっています。
高品質で低価格!安心の料金設定
一般的に、アスベスト除去工事の料金は一律で設定されています。
一律の方が分かりやすくお客様にも説明しやすいスタイルのため、多くの業者が一律料金制を採用しているのです。
一方仁司興業の料金は、調査・除去工事ともに現場ごとに見積もり&費用を算出。あえて一律料金にはせず、現場に合わせた費用を提示させていただいております。
なぜ仁司興業は一律料金ではないのか…その理由は追って詳しく紹介していますので、そちらも併せてぜひご一読ください。
調査から除去工事まで!アスベストのことはすべてお任せ
仁司興業はアスベスト除去工事だけでなく、事前のアスベスト調査も承っております。
調査から除去工事まで一括してお任せいただけるため、解体工事がスムーズに。
検体採取をしたその日の内に結果をご報告する「ワンデープラン」もご用意しております。
アスベスト調査は解体工事前には必須ですから、お客様のご負担に配慮し、仁司興業ではアスベスト調査費用を低価格でご提供。
アスベスト調査の敷居の低さも、多くのお客様にご好評いただいております。
仁司興業のアスベスト除去工事が高品質&低価格である理由
「仁司興業は高品質&低価格!」とお伝えしてきましたが、なぜお客様に満足していただけるサービスを提供できるのか…?
ここではその理由を紹介していきたいと思います。
その1.徹底した新人教育
仁司興業の高品質かつ低価格なアスベスト除去工事の根底を支えているのは、新人教育の徹底です。
アスベスト除去工事は危険を伴うものであり、作業中の1つのミスが多くの方に悪影響を及ぼします。
そのため責任感がある人材を採用していることはもちろん、採用後も仕事の仕方1つから丁寧に教育。
後輩育成を徹底しているため、仁司興業ではスタッフ1人ひとりが”職人”として仕事に取り組んでいます。
仁司興業の新人教育:アスベストと正しく向き合う
アスベストの健康被害と隣り合わせの仁司興業では、スタッフがアスベストと”正しく向き合う”ための教育も徹底しています。
アスベストは確かに危険な物質ですが、しっかり防護すれば安全に作業ができます。
とはいえ軽くて小さいアスベストは、わずかな隙間から侵入してくる可能性も。
除去工事では電動ファン付防塵マスク・防護服・ビニール手袋をして作業を行いますが、着用の際に隙間ができたり着崩れがないよう、仁司興業のスタッフは作業中の格好1つにも注意を怠りません。
自分の身を守れる行動をとれてはじめて、お客様や近隣住民の方など、周囲への配慮を徹底した作業ができるのです。
この考えを新人のうちからスタッフ全員に教育しています。
仁司興業の新人教育:仕事の丁寧さを第一に
アスベストを扱う仕事において、作業のスピードはあくまで二の次。
仁司興業では丁寧な仕事に重きをおいてスタッフを育成しています。
みなさんも経験があると思いますが、スピードにばかり気を取られると、作業にほころびが出てしまうものです。
徹底除去が求められるアスベストの除去工事において重要なのは、いかにアスベストをキレイに・外部流出させずに除去するか。
仕事のスピード感ではなく、仁司興業はアスベスト除去工事の”質”にこだわった作業を提供できるよう努めています。
その2.スタッフ全員が”監督官”となり現場をチェック
仁司興業ではアスベスト除去工事中、スタッフ全員がガムテープを所持して作業にあたります。
隔離養生の専用のポリシートに万が一穴が空いてしまった場合にも、迅速に塞ぎ、アスベストの外部流出を防ぐためです。
一般的には、養生の穴のチェックは現場作業員とは別に監督官がつき、その人のみが随時チェック・補修を行います。
しかし監督官1人だけでは現場すべてのチェックを行うことは難しく、隔離養生に穴が空いたままアスベスト除去が行われる現場も少なくありません。
一方仁司興業ではスタッフ1人ひとりが現場の監督官として、養生の穴や作業の漏れなどをチェック。除去中に養生が破けてしまった場合も、その場のスタッフがすぐに修繕することができるのです。
その3.状況に応じて料金を設定
仁司興業のアスベスト除去工事料金はあえて一律にせず、現場に応じた見積もりを提示させていただいております。
仁司興業が一律料金を嫌う理由…それはアスベスト除去工事費用を一律にしてしまうと、お客様にとって割高となってしまうケースがほとんどだからです。
一口にアスベスト除去といっても、現場によって範囲や準備の仕方は変わってきます。
アスベスト除去工事の際は流出を防ぐために現場を養生して隔離しなくてはならず、その準備に応じても料金は変動するのです。
例えば現場が広大な敷地であっても、たった1部屋であれば除去前の準備はスムーズに終わりますし、同じ広さでも部屋数が多ければその分手間がかかります。
つまり一律料金にしてしまうと、現場に応じた適切な費用で工事することはできません。
そのため仁司興業ではあえて一律料金制度を採用せず、現場ごとに見積もりを取らせていただき、高品質でも低価格な料金を実現しています。
仁司興業のアスベスト除去工事~事例紹介~
仁司興業が手掛けたアスベスト除去工事の事例をいくつか紹介いたします。
事例1.石綿含有Pタイル撤去
床に敷かれたアスベスト含有のPタイルを除去した現場の例です。
アスベストが飛散しないよう湿潤させてからPタイルを剥がし、袋に厳重に入れて回収します。
事例2.石綿含有ボード撤去
アスベスト含有の天井のボードを除去した現場の例です。
写真は作業対象箇所以外の隔離養生が完了したところからスタートしています。
天井のボードを取り外し、アスベストが飛散しないよう湿潤剤を散布のうえ、袋に厳重に入れて回収します。
事例3.Lv1石綿含有耐火被覆吹付け材除去工事
アスベスト含有の、耐火被覆吹付け材を除去した現場の例です。
特にLv1の耐火被覆材は飛散しやすいため、飛散防止抑制剤を散布し、湿潤してからアスベストの除去をします。
外にアスベストが流れないように、フィルター付負圧除塵装置で作業現場の空気を吸わせて負圧(※)している場面から写真がスタートしています。
※負圧…屋外に比べ室内の気圧が低いこと。高い圧力の空気は低い圧力の空気へ流れていきます。
こびりついているアスベストを、手作業で丁寧に除去していきます。
除去したアスベストは飛散しないように徹底的に処理したうえで、袋を二重にして回収します。
アスベスト除去後、現場を清掃していきます。
取り残し確認後、飛散防止剤を除去面・養生面・作業場内の空中に散布し、確認養生を解体します。
養生撤去後、再度念入りに真空掃除機にて清掃して完了です。
安全で低価格!アスベスト除去工事のことは仁司興業にお任せを!
仁司興業のアスベスト除去工事は高品質で低価格。アスベスト調査から除去まで一貫してお任せいただけるため、解体工事がスムーズに進められること請け合いです。
東京と大阪を中心に、全国どこでも対応!アスベストの調査・除去工事のことなら仁司興業にお任せを!
みなさんからのお問い合わせ・ご相談、心よりお待ちしております。